すごい!その③ 自然の防波堤

すごい!その③ 自然の防波堤


マングローブは海と陸の間にあり、津波や高波を防いてくれます。

また、マングローブは土を掴むため、海岸浸食も防いでくれます。


マングローブの防波堤効果が見直されたのは、

2004年12月26日のスマトラ沖大地震の時です。

最も津波の被害が大きかったインドネシア共和国スマトラ島北部のアチェ州。

とてつもない大きさの津波が来た痕跡が残っています。

津波によって船が内陸まで運ばれて民家の屋根に乗っかっています。

ここだけでなく、いたるところでこんな光景が見られます。

津波の強大さがとてもよくわかります。


↓↓↓波に乗って流された漁船が、今も民家の上に乗っかっている。
 


そんな中、

海岸線にマングローブの森があるところ

海岸線にマングローブの森がないところ

その被害に大きな差が目に見えて現れました。

マングローブがないところでは、津波によって海岸が浸食され航空写真で見ると海岸線の形が変わってしまっています。


↓↓↓2004年6月23日の航空写真(津波前)


                       

↓↓↓2005年4月20日の航空写真(津波後)


海岸線にマングローブがあるところは、マングローブが津波の威力を緩衝して、内陸への被害を軽減してくれています。

アチェの大津波の経験から、マングローブの自然防波堤としての効力が世界中から注目されるようになりました。

マングローブの重要性が証明され、インドネシア国内でもマングローブ植林を促進していく動きが高まってきています。